iPhone 11 をワイモバイル n101・n111で使用する/ケータイプランも限定利用可
iPhone 11シリーズをワイモバイル(Y!mobile)で使用したい場合ですが、まずワイモバイルでは現在(2019年10月5日現在)、iPhone11シリーズの販売はしておりませんので、SIMの単体契約(新規契約・MNP)をして、そのSIMカードをiPhone 11に入れて使用する、ということになります。
【Y!mobile】ワイモバイルオンラインストアで確認する
既にワイモバイルと契約中でSIMを持っているという方は、SIMの種類により対応は異なります。
ワイモバイル「n101」
SIMの単体契約をした場合、SIMは「n101」となります。また、SIMフリーのAndroid機種とセット購入された方も「n101」となります。私はHUAWEI P30 SIMフリーの購入を伴う新規契約でしたが、SIMは「n101」となっておりました。
このワイモバイルのn101をiPhone11で使用する場合は、APN構成プロファイルのダウンロード及びインストールが必要となります。
ダウンロードはワイモバイル公式ホームページからになります。
構成プロファイルのインストール前は「3G」表示、インストール後は「4G」表示となります。

プロファイルなし
なお、キャリア表示はワイモバイルではなく、「SoftBank」表示となります。構成プロファイルをインストールしなくても3G通話は可能ですが、4G通話(VoLTE)及びデータ通信は出来ません。
ドコモ、au、ソフトバンクキャリアのiPhoneの場合はSIMロックの解除が必要となりますのでご注意下さい。
eSIM(IIJmio)との併用も可能
ワイモバイルとIIJmioのeSIMとの併用も可能です。

ワイモバイルとeSIMとの併用も可能
ワイモバイルの通話とeSIMの通信でのデュアルスタンバイも可能ですし、例えば通常はeSIMをOFFにしておいて、必要な時にeSIMをONにして使用する(通常はワイモバイルで通話と通信を行う)、という使い方も可能です。
なお、ワイモバイルを通話、eSIMをデータ通信という基本設定をしている時は、ワイモバイルで通話中に、eSIMでデータ通信をすることは出来ません。
通話・通信ともにワイモバイルを優先SIMとしている場合は、ワイモバイルで通話中にワイモバイルでデータ通信することは可能です。
ワイモバイル「n111」
Android One S4 (スマートフォン)や Simply(ケータイ) などおサイフ非対応のワイモバイル機種を購入した場合は、基本的に「n111」というSIMカードになります。


n111でモバイルSuicaの利用も可
NFC対応のSIMが「n101」、NFC非対応のSIMが「n111」と言われていますが、SIMフリー機種に差し替えて使用する場合、n101でもn111でも機能に差異はありません。どちらのSIMでもおサイフ(FeliCa)、NFCともに利用可能です(実際に利用して確認しています)。
当然、iPhone 11での使用も可能ですが、n101と同様にAPNプロファイルのダウンロードとインストールが必要となります。また、キャリアのiPhoneを使用する場合はSIMロックの解除が必要となります。
ケータイプランSS(現ケータイベーシックプランSS)の使用についてはこちらの記事をご参照下さい。通話・SMSのみならiPhone 11で使用することは可能です(データ通信は不可)
iPhone 11をワイモバイルのケータイプランSS(ケータイベーシックプランSS)で使いたい!
ワイモバイル「n141」
ワイモバイルでiPhone 6SやiPhone 7等を購入した場合は、iPhone専用のSIMカード「n141」が付与されます。n141でもiPhoneやAndroidでの使用は可能ですが、iPhone 11で使用する場合は非公開のiPhone専用のAPNが必要となり、あくまで自己責任での使用となってしまいますので、ワイモバイルショップでn101へ交換して使用することをお薦めします。オンラインショップでSIMカードの交換は出来ませんので、iPhone11を持ってワイモバイルショップまで足を運ぶ必要があります(持ち込み機種変更)。手数料は3,000円(税抜)となります。
「SIMフリー機種に差し替えて使用する場合、n101でもn111でも機能に差異はありません。どちらのSIMでもおサイフ(FeliCa)、NFCともに利用可能です。」とありますが、SIMフリーではないやつは差し支えがあるのですか?なぜ2種類あるのでしょうか?
2種類あるのは、SIMカードを作っている会社が違うだけらしいです。