楽天モバイル5G提供開始／大阪で5G検証／HUAWEI P40 Pro／Rakuten UN-LIMIT V
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2020年9月30日、楽天モバイルは、5G通信に対応したプラン「Rakuten UN-LIMIT V」の提供を開始しました。楽天エリア内であれば月々2,980円（税別）で5G及び4G高速データ通信が使い放題です（auパートナーエリアでは月5GBまで高速通信、超過後は最大1Mbpsで使い放題）。当初の5Gサービスエリアは極一部で、東京都、神奈川県、埼玉県、北海道、大阪府、兵庫県の一部地域です。
なお、先着300万名対象で1年間のプラン料金は「無料」となっています。
詳細は下記をご確認下さい。
HUAWEI P40 Pro は楽天5Gに繋がらず
大阪府の5Gサービスに関しては以下の２エリアが対象です。JR大阪駅から徒歩10～15分程度のエリアです。
- 大阪市北区堂山町付近
- 大阪市北区曾根崎１丁目付近
9月30日現在、西日本の5Gサービスエリアは、上記大阪2エリアと、兵庫県神戸市兵庫区御崎町１丁目付近、の計3エリアのみということで、週末（10月3日、4日）には多くの方が当該エリアに集結したのではないでしょうか。
私も「HUAWEI P40 Pro 5G」に楽天SIMを入れて行ってきましたが、結果は「5Ｇに繋がらず」、SNS等でも検証報告があがっていますが、どうやら楽天版以外のSIMフリー端末では楽天5Ｇへの接続は出来ないようです。
アンテナピクトは5Ｇ、接続は4Ｇ「eLTE」
現在の「5G NR」のNSA（ノンスタンドアローン）と言われる通信方式は、「5G NR」単独ではなく、「4G LTE」との電波を合わせて接続します。このNRとペアを組むLTEを「eLTE」と呼びます。
NR方式での5G接続のためには、LTEでも接続されている必要があり、このペアとなるLTE方式は「アンカーバンド」と言われています。そして、この「アンカーバンド」の役割を持つLTE方式が、「eLTE」方式ということになります。
詳細は各自ご検索下さい。
そして、「HUAWEI P40 Pro」＆「楽天5G」については、5Gではなく「eLTE」でしか繋がらない、という結果になりました。
「eLTEのみ受信」している場合でも「アンテナピクトは5G表示」になります。但し、実際には4G LTE（eLTE）でしか繋がっていません。
確認方法は以下の「Speedtest.net」アプリが見やすいと思います。アンテナピクトは5Gですが、「種類：LTE」となっています。つまり5Gでは接続されていません。このアプリは立ち上げただけで4Gか5Gかが画面表示で判別できます。
ちなみに、上記スクショの「5G：351Mbps」となっているものは、HUAWEI P40 Proを使用し「ソフトバンク5G」で接続させたものです。
なお、eLTEでしか繋がっていない場合、ソフトバンク端末については以下のとおり案内がされています。
お使いの端末画面上（画面上部）に待ち受け時は「5G」と表示されている場合でも、通信を行う際は表示が「4G」に切り替わり、4G通信が使用される場合があります。
「HUAWEI P40 Pro」は、eLTEのみ接続であっても、通信中のアンテナピクト表示は5Gのままです。一方、ソフトバンク端末のアンテナピクト表示は「4G」に切り替わります。
ソフトバンク版AQUOS R5Gは楽天モバイル非対応
2020年9月30日現在、ソフトバンク版AQUOS R5Gは、楽天モバイル非対応となっています。実際に楽天SIMを入れてみましたが、通話・通信とも出来ません。アップデート待ちということかと思います。ソフトバンク版を購入して楽天で運用予定の方はご注意下さい。
下記は楽天モバイル5G対応です。
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