AQUOS sense3 DSDVを始める前に知っておきたい5つの所作

DSDV+FeliCa の決定版
・AQUOS sense3 FOMAとIIJmioで初めてのDSDV も参考にして下さい。
2019年11月27日、シャープ初のDSDV機種となる「AQUOS sense3 SH-M12(SIMフリー)」が発売されました。「DSDV+FeliCa」仕様のAndroid(アンドロイド)機種(eSIMは除く)は、当機種のほかに「OPPO Reno A
(amazonで最新価格を確認)」と「
OPPO R15 Pro」しかありません。

THE デュアルSIM
2枚のSIMカードを同時に利用できるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)ですが、DSDVを必要とする理由は主に2つだと思います。
①ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア契約を維持しつつ、データ通信は格安SIMを使い、携帯スマホ料金の節約をしたい。
②電話番号を2回線使いたい(2台持ちしていたものを1台に集約したい)。
それぞれ事情はあると思いますが、端末を買っても希望していた事が出来なかったら意味がありませんでの、購入前に知っておきたい事・注意すべき点を簡潔にまとめます。
シングルSIMと比較しても、デュアルSIMだからといって基本的に大きな制約はないので、DSDVが初めてでもそれ程心配はいらないと思います。
Ⅰ.データ通信SIMの「使い分け」は出来ない
例えば、通常はSIM1でデータ通信を行い、LINEをする時だけカウントフリー契約(通信料金が無料)のSIM2を使いたい、といった「使い分け」は出来ません。
通話に関してはどちらのSIMを使うのかその都度選択出来ますが、データ通信についてはSIM1を使うのか、SIM2を使うのか、予め決めておく必要があります。

データ通信は固定
Ⅱ.SIM1で通話中は、SIM2でデータ通信は出来ない
通話中にネットで調べものをする等、通話中にデータ通信をしたい方は要注意です。DSDV機種は、SIM1で通話中にSIM2で通信は出来ません。スマホにはモデムが1つしか内蔵されていませんので、どうしてもこのような制約を受けてしまいます。
SIM1で通話中に、SIM2で通信出来る機種は「DSDA」と言われています。現在「DSDA」機種は「HUAWEI P30 SIMフリー (amazonで最新価格を確認する)」しかありません。
・HUAWEI P30 vol.2 @ DSDA
なお、AQUOS sense3は、SIM1で通話中に、SIM2でデータ通信は出来ないのですが、SIM1で通話中に自動的に通信もSIM1に切り替わり、「SIM1で通話しながらSIM1でデータ通信出来る」という機能が備わっています。
Ⅲ.データ通信専用SIMに「SMS」を付ける必要はない
もっとも多い利用方法が、キャリア等の通話SIMに、データ通信専用SIMを併用する方法だと思いますが、SMSはキャリア等の通話SIMの電話番号を使いますので、データ通信SIM側でSMS付きの契約をする必要はありません。少しでも節約しましょう。
例えばLINE等のデータ通信はもちろんデータ通信SIMで行うのですが、SMS認証は通話SIMの番号で出来ます。
※SMS番号を2つ使用したい方は、当然SMS付のデータ通信SIMを契約してもらっても構いません。SMS番号の使い分けは出来ます(希望する番号の方で発信する)。
Ⅳ.SDカードは使用出来ない
SIMトレー1基はmicroSDXCカードスロットと排他利用になります。つまり「SIMカード+SIMカード」若しくは「SIMカード+SDカード」で使用することになり、SIMカードを2枚入れると、SDカードは入れることが出来なくなってしまいます。
なお、ROM容量は64GBですが、初期状態(システム等)で既に19.0GB占有されていますので、残りは約45GBです。Android(TM) 9 Pieとしては標準的でしょうか・・・
Ⅴ.そもそもSIMフリーで使用出来るSIMなのかを確認する
AQUOS sense3 SH-M12(SIMフリー)は3キャリア回線(ドコモ、au、ソフトバンク)対応です。ワイモバイルやUQモバイルでも当然使用出来ます。さらにドコモガラケーSIM(3G FOMA SIM)も使えます。
但し、一部キャリアSIMについては、SIMフリー機種での使用に制限をかけている場合がありますのでご注意下さい(IMEI制限)。auケータイSIM(ガラホSIM)のIMEI制限は有名でよね。
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