AQUOS R3で「TWS Plus」

完全ワイヤレスイヤホンの普及率が急速に上がっているなか、Qualcomm(クアルコム)社が発表した「TrueWireless Stereo Plus(TWS Plus)」という新規格が注目を浴びている。

まず、従来のTWS(完全ワイヤレスステレオ)をうたう完全ワイヤレスイヤホンの接続は、例えば音声信号をR(右)のイヤホンに送り、次にRのイヤホンからL(左)のイヤホンに信号を送る仕組みとなっている。このRからLへ送る仕組みだと、人の頭部が障害物になりどうしても音(信号)が途切れやすくなってしまう。

そこで、新規格「TrueWireless Stereo Plus」ではどちらかのイヤホン片方に信号を送るのではなく、左右それぞれのイヤホンに直接信号を送る仕組みを採用している。

効果としては、消費電力が最大10%削減されることや、両方のイヤホン間でより均等にバランスのとれた電力配分により再生時間が長くなること、そして音(信号)が途切れにくくなること等が上げられる。

この「TWS Plus」はクアルコムSoCである「Snapdragon 855」に標準搭載されているが、実際に各スマートフォンがTWS Plusを実装するか否かは端末を製造するメーカーに依拠する。2019年春モデルではSnapdragon 855搭載機が登場しているが、TWS Plusを実装するのは、「SONY Xperia 1」「SHARP AQUOS R3」の2機種のみである。

以下はTWS Plus対応のイヤホン(AVIOT TE-D01b)と接続させたAQUOSR3のペアリング画面である。両方別々にペアリングがされ、各イヤホンの電池残量も分かる。

LとRの2台接続


私の使用した感想としては確かに普段使いの接続性は高い(音が途切れにくい)が、実際に大勢の人が集まる駅や店舗ではやはり途切れることが多かった。電車通勤等の際に途切れにくい完全ワイヤレスイヤホンを探しており、TWS Plusを検討されているという方は過度な期待は禁物であるように思う。

余談ではあるが、AQUOSR3とAVIOT TE-D01bの間では自動的にBluetoothコーデック「aptX」で接続されるが、TWS Plusで接続されている時は、開発者向けオプションからは接続コーデックが分からない仕様となっている。但し、ステータスバーにはaptX表示がされている(添付画像参照)。なお、SONY Xperia 1の方はTWS Plusで接続した時、開発者向けオプションからもステータスバーからも「aptX」で接続されていることを表示上は知ることが出来ない。

開発者向けオプション

ステータスバー

「TWS Plus」はスマホ(送信側)もイヤホン(受信側)も「TWS Plus」に対応している必要があることに注意が必要だ。なお、「SONY WF-1000XM3」もTWS Plusに似た左右別々の伝送方法(左右同時伝送)がとられているが、スマホ(送信側)は特に条件はなく、どんな端末でも左右同時伝送が可能となる。

参考までに、以下はTWS Plus対応のイヤホンである。繰り返し言うが、現在のところTWS Plusで接続できるのは、「SONY Xperia 1」「SHARP AQUOS R3」の2台だけである。

○エム・ティ・アイ(NUARL NT110)実勢価格11,000円
○FOSTEX(FOSTEX TM2)実勢価格30,000円
○メイ(FUNOHM F2)実勢価格10,000円
○AVIOT(TE-D01b)実勢価格14,000円
○オウルテック(OWL-SAMU-SE04)実勢価格13,000円
○Mavin(Air-X)実勢価格14,000円
○ネイン(Zeeny TWS NA13)実勢価格17,000円

 

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